峯岸 裕一

Minegishi YUICHI施工マネージャー

一級建築士・宅地建物取引士

施工管理の責任者として、かなう家の品質を守り、工事をスムーズに進める役割を担っています。建築現場監督としてのキャリアは45年を超えますが、それでもなお、日々新しい知識を学び続ける姿勢を大切にしており、その姿が若手スタッフの模範となるように意識して日々、現場をこなしています。

私の建築業界でのキャリアは、工業高校を卒業後、地元の工務店で現場監督の見習いとしてスタートしました。設計事務所などでの経験を積んだ後は、家業を手伝う形で大工見習いとして数年間過ごしましたが、手先が不器用であることや、高所恐怖症であることから、大工職は自分に向いていないと感じるようになりました。

幸いにも一級建築士の資格を取得していたこともあり、思い切って中堅建築会社へ現場管理者として転職しました。その後、数社にわたって勤務先が変わることはありましたが、住宅施工に一貫して携わってきました。

時代が進むにつれて、住宅はより洗練され、商品の精度向上や施工技術の標準化が進んでいます。しかし、お施主様の満足度を高めるための施工を心がけることは、昔も今も変わりありません。昔の大工さんは、家を完成させて引き渡すとき「娘を嫁に出すような気持ちだ」と表現したそうです。

私もまた、そのような思いで仕事に取り組んでいます。

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